投資信託は「やめとけ」3つの理由！【初心者】デメリット・メリットを解説

誰もが一度は聞いたことがある「投資信託」。

「やめとけ！」という人も少なくありません。

この記事では、投資信託のデメリットを3つ紹介します！

投資信託とは？

そもそも、投資信託とはどのようなものなのでしょうか。

投資信託とは、簡単に言えば多数の投資家からお金を集めて、それを専門の会社(投資信託委託会社)が投資に回して、得られた収益をそれぞれの投資家に配るという仕組みです。

このとき、投資家(あなた)は自分が投資したい銘柄(株や債券)を選び、それを実際に売買したりするのを専門の会社に任せる、という形です。

専門の会社というのは、具体的には、投資信託を販売する会社(販売会社＝銀行など)や、お金を運用を指示する会社(投資信託委託会社)、実際に集めたお金で株や債券を買ったりする会社(投資信託会社)があります。

つまり、一般の投資との大きな違いは、自分で投資のあれこれを行うのではなく、運用を専門機関に任せるということなのです。

投資信託は「やめとけ」その理由

元本保証が無い

投資信託がやめとけと言われる理由の一つに、元本保証が無いことが挙げられます。

元本保証というのは、投資に使った分のお金が絶対に減らないことが約束されるということです。

つまり、どれだけ投資に失敗しても、投資に使った分のお金は返ってくるのです。

主に、定期預金や個人向け国債には、この元本保証があります。

しかし、この投資信託には元本保証がありません。

もし投資信託に失敗すれば、大きな損失を出す恐れがあるのです。

コストがかかる

投資信託を利用する場合、様々な費用がかかります。

費用の種類として、購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額があります。

購入時手数料とは、投資信託を買ったときに支払う手数料です。

信託報酬とは、自分に代わって投資信託の運用や管理をしてもらう代わりに追加で支払う費用です。

そして投資信託の利用者は、投資信託を保有している期間ずっと払い続けなくてはなりません。

信託財産留保額とは、投資信託を途中で換金するときに支払う必要がある費用です。

このように、投資信託ではほとんどの工程を専門機関に任せられる分、より多くの費用が必要になるのです。

リターンが少ない

投資信託では、大きなリターンは期待できません。

なぜなら、先ほども述べたように、投資信託では様々な費用がかかるからです。

それに加え、投資信託では分散投資を行います。

分散投資というのは、株、債券、不動産など、色々な資産に少額づつ投資することで、たとえその内のどれかの価格が大幅に下落したとしても、投資信託全体での価格の下落を小さく抑えることを目指す投資です。

その場合、価格が下落するリスクは少なくなるものの、反対に価格が上昇しずらくなってしまうのです。

その結果、投資信託を売った時に大きな売却益を受け取ることが難しくなります。

これらのことから、投資信託では大きなリターンを得ることは難しいのです。

投資信託のメリットは？

ここまで、投資信託の悪い面を紹介しましたが、もちろん良い面もあります。

リスクが小さい

やはり、何と言っても低リスクなことでしょう。

先ほども説明した通り、投資信託では分散投資を行うため、リスクはとても小さいです。

そのため、まだ投資をしたことがないような初心者の方にとってはベストな投資の形であると思います。

少額から始められる

投資信託は、少額から始めることが出来ます。

具体的には、商品によって異なるのですが、100円から始められるものや1000円から始められるものなどがあります。

低リスクである上に少額からはじめられるのは、初心者にとって魅力的でしょう。

運用を任せられる

投資信託では、投資した株や債券の運用はすべて任せます。

そのせいで余計な費用がかかってしまうのですが、投資知識がない初心者でも手軽に投資を始められることは大きなメリットでしょう。

ただし、投資信託の利用者は銘柄(株や債券の種類)を選ぶ必要があります。しかし、「どのタイミングで売るべきなのか」といったことに比べると、手が付けやすいでしょう。

まとめ

投資信託が「やめとけ」いわれる理由はあります。

しかし、やはり投資信託が良いか悪いかは人それぞれなのではないでしょうか。

例えば、「投資のノウハウは全く分からないけど、とりあえず投資をやってみたい！」と思う人にはベストな形であると思います。

皆さんもぜひ、この記事を参考にしてみてください！