フリーランスエンジニアはきつい!その理由を解説!

フリーランス・副業

近年では、会社に所属せずにフリーランスとして活動する人が増えています。

中でも、フリーランズエンジニアはよく聞くワードです。

「フリーランスで年収1000万!」といった文言をよく耳にしますが、果たして本当にそんなに稼げるのか。

結論として厳しいです!その理由を解説していきます。

フリーランスエンジニアはきつい!その理由

そもそも難しい

まず一つめの理由として、スキル習得の難しさが挙げられます。

ライターなどであれば、普段から日本語に触れている私たちにとっては比較的易しいスキルであると思います。

しかし、幼いころからパソコンに触れてきた人や理系の大学生、現役プログラマーなどを除いて、アプリ開発などプログラミングに日頃から触れてきた人は、そうそういないです

そのため、エンジニアのスキルはゼロからの習得となる人が多いです。

また、そこまでレベルの高いスキルを身に付けていなかったとしても仕事はあると思いますが、その代わり単価(報酬)は低いです。

そのため、フリーランスのエンジニアとして十分な収入を得て生計を立てていくことは難しいでしょう。

ライバルが多い

二つ目の理由は、ライバルの多さです。

インターネットや情報技術が今ほど発展していなかったひと昔前であれば、エンジニアのスキルを持つ人は比較的少なかったです。

しかし、今ではほとんどの人がスマートフォンを持ち、インターネット機器がより身近なものになりました。

そしてそれと同時に、エンジニアのスキルを身に付ける人も増えてきました

そのため、今の日本ではフリーランスのエンジニアが過剰に多くなっており、仕事を獲得することが難しくなっているのです。

しかし、エンジニアの数が多くなってとはいえ、それと同時にエンジニアの仕事が増えてきているのも事実です。

ですが、先ほども言った通り、高いレベルのスキルが必要な仕事でない限り、単価は低いので、依然として報酬の高い仕事を獲得するのは厳しいでしょう。

実績が必要

三つ目は、実績です。

フリーランスのエンジニアとして仕事を獲得していくには、自分がどれほどのスキルを持っているのか、そしてこれまでどのような仕事をしてきたのかを示す必要があります。

先ほど、今の日本には多くのエンジニアがいると説明しました。

そして多くのエンジニアがいれば当然、クライアント(仕事を依頼する人)は、その中でも経験値が豊富で、今までに多くの仕事を請け負ってきた人に単価の高い仕事を依頼したくなります

なぜなら、今までに数多くの仕事を請け負ってきた実績がある方が、「この人なら難しい仕事でもちゃんと最後までやってくれそう!」という風に信頼できるからです。

このように、単価の高い仕事は実績が豊富なフリーランスエンジニアに取られてしまいます

そのため、エンジニアとして単価の高い仕事を請け負うためにはまず実績を作らなければなりません。

将来的な需要

そして四つ目は、将来的な需要です。

近年では、AIが飛躍的に進歩しており、すでに様々な仕事が機械のみで行われるようになっています。

そしてそれは、エンジニアの分野においても同じことなのです。

すでに今の段階でも、簡単なアプリ制作などであれば、人の手を借りずにすべて人工知能の力だけで出来るという風に言われています。

しかし、やはりまだ現段階ではAIは完璧ではないため、AIで出来る仕事であっても最終的には人間が確認をしなければならいとも言われていたり、まだまだAIには出来ない仕事は数多くあると言われていることは事実です。

しかしながら10年、20年後にエンジニアの仕事が無くなっている可能性も十分あり得るのです。

だって考えてみてください。今私たちが当たり前のように使っているスマートフォンは、ここ10年か15年というわずかな期間に一気に世界中に普及しました

これと同様に、AI技術がこれから10年や20年のうちに一気に発展し、今ある多くのエンジニアの仕事がAIに奪われている可能性も否定できません

フリーランスとしての厳しさ

ここまでは、主にフリーランス”エンジニア”としての厳しいポイントを解説してきましたが、ここからはフリーランスという働き方における厳しさについて説明していきます。

収入が不安定

まず、フリーランスにおいて最も大きな問題は収入でしょう。

会社に勤めていれば、仕事が無くなることはなく、毎月十分な収入を得ることが出来ます。

しかし、フリーランスの場合、いつ仕事がなくなるか分かりません

フリーランスの場合、仕事の多くは業務委託など、短期間での契約が多いです。

そのため、仕事を継続的に得ることが出来なければ、収入は途絶えてしまします。

営業力が必要

フリーランスとして活動するには、営業力が必要になります。

例えば、直接企業に仕事を持ちかけるような際は、いかに印象良く自分の長所や、自分に仕事を与えることの企業にとってのメリットなどを伝えられるかが重要になります。

そのためには、コミュニケーション能力が重要になります。

スキルアップが難しい

また、フリーランスとして活動していると、スキルアップが難しくなります。

エンジニアとして会社に勤めていれば、上司からアドバイスをもらったり、色々な人と協力して仕事を進めていく中で様々なことを吸収することが出来ます。

しかし、フリーランスの場合はほとんどの作業を一人で行うため、他人から学ぶことがないため、スキルアップが難しいです。

世の中にはすでに高いスキルを持ったエンジニアが大勢います。そのため、まだ十分なスキル持っていない状態でフリーランスとなったとしても、スキルアップが出来なければいつまで経っても単価の高い仕事を獲得できないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、フリーランスエンジニアがきついと言われる理由について解説してきました。

フリーランスエンジニアとして生計を立てていくことは難しい一方、実際にそうして生活している人も多くいます。

なので、フリーランスのエンジニアとして活動していくことを考えている人はぜひこの記事を参考にして下さい!

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