元本保証がある投資・資産運用を紹介!メリット・デメリットも解説!

債券

元本保証がある投資には何がある?どれがおすすめ?

せっかく投資をするなら、元本が保証されている投資の方がいいですよね。

今回の記事では、元本保証のある投資について初心者向けにわかりやすく解説していきます!

元本保証とは?

ではまず、元本保証とは何かについて説明していきます。

元本保証とは、いくら投資に失敗したとしても、最初に投資にかけた金額(株や債券を買うために使ったお金など)は減ることがないという保証です。

例えば、一株1000円の株を10株買ったとします。この時に使った金額は1000円×10株=1万円です。

そして、この株を運用している中で損失を出していしまい、換金して得られた金額が9000円だったとします。

この場合、この株に元本保証が無ければ、このまま1000円の損失を出した状態で終了です。

しかし、もしこの株に元本保証があれば、1万円となって返ってくるのです。

つまり、元本保証がある投資とは、損失を出すことリスクが極めて少ない投資ということなのです。

元本保証がされている商品でも、金融機関が破綻してしまえばそのお金は返ってこないので、リスクがゼロというわけではありません

元本保証がある投資は?

それでは、この元本保証がある投資にはどのようなものがあるのでしょうか。

結論として、元本保証がされている投資は、個人向け国債だけです。

個人向け国債とは、投資の初心者や個人でも気軽に買えるように、最低金利が保証されていたり、少額からでも買うことができる国債のことです。

個人向け国債について知りたい方は、こちらからどうぞ!

個人向け国債は「やめとけ」その理由は?【初心者】

なので、多くの人が思い描く投資である株や投資信託には元本保証がありません

しかし、元本保証がされているくらいリスクの小さい投資はあります

元本保証があるのと同じくらいリスクが小さい投資は?

ここからは、元本保証がされているレベルでリスクが小さい投資を紹介していきます!

国債

国債とは、国が発行する債券です。

債券にはもともと、満期(その債券を持っていられる期限)というものがあり、満期まで持って入れば、その債券の発行体がその債券を額面金額(債券を買ったときに指定されている金額)で買い取ってくれます。

つまり、債券を満期まで持っていれば額面金額は確実に返ってくるということです。

そのため、この点では債券には元本保証があるといえるかもしれません。

しかし、仮に債券を発行している組織(企業など)が破綻してしまえば、満期のある債券であったとしても額面金額をもらうことが出来ません

そのため、債券では100%元本が保証されているわけではありません。

ですが、国債を発行しているのはです。そして、国が破綻する可能性はほぼゼロです。

すなわち、国債であればほぼ確実に額面金額を手に入れることが出来ます

そのため、国債は元本保証があるのと同じくらいリスクが小さいといえます。

地方債

地方債とは、県や市などの地方自治体が発行している債券のことです。

地方債も国債と一緒で、県や市が破綻する可能性も国ほどではないものの、とても小さいです。

地方債であれば、ほぼ確実に額面金額が返ってくるといえるでしょう。

インデックス運用の投資信託

投資信託とは、簡単に言えば自分が投資したい銘柄を選んで、実際にその銘柄の資産を買ったり売ったりするのは専門の会社に任せるという、投資の方法です。

そしてインデックス運用というのは、株価指数と同じ銘柄の資産に投資することで、できるだけリスクを減らす運用方法です。

投資信託のインデックス運用について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

インデックス投資はやめとけ!その理由を初心者向けに解説!

この投資は、国債や地方債に比べるとリスクは大きいですが、投資全体で考えればリスクは非常に小さいといえます。

注意点

ここまで、元本保証があるのと同じくらいリスクの小さい投資について解説してきました。

しかし、この3つの投資には注意点があります。

リターンが小さい

この3つ投資で期待できるリターンは小さいです。

リターンだけで比較すれば、株やFX投資で期待できるリターンの方がよっぽど高いです。

しかしそれと同時に、株やFX投資の方がリスクが高いです。

今回紹介した3つの投資は、低リスク低リターンなのです。

そのため、大きな利益を目的としている人にとっては国債・地方債・インデックス運用の投資信託は向いていません

国債・地方債は途中で売却してしまえば損失を出す可能性も

国債・地方債は、満期まで保有していれば額面金額で買い取ってくれます

しかし、国債・地方債を満期になる前に売る場合、元本よりも低い金額で売れてしまう可能性もあります

債券は、価格が上がった正しいタイミングで売ることが出来れば、額面金額をもらったときよりもより大きな金額を手に入れることが出来ます

しかし一方、売るタイミングを間違えてしまえば損失を出してしまう場合もあるのです。

途中で売ってしまった場合、もちろん元本は返ってきません

まとめ

いかがでしたでしょうか。

元本保証がある資産運用は個人向け国債だけなのですが、同じくらいリスクの低い資産運用方法もあるのです。

しかし、今回紹介した通りこのような資産運用にもデメリットはあるので、実際に投資する場合はこの記事を参考にしてみてください!

コメント

  1. Tonic Greens より:

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