投資をしない生き方はできる？投資は必要なのか【FIRE】

これからの日本で生きていくのに投資は必要なのか。投資をしない生き方は出来るのか。

また、投資をしてFIREすることは出来るのか。初心者向けに解説していきます。

投資が必要だと言われる理由

それではまず、これからの日本で投資が必要だと言われる理由について解説していきます。

給料が上がらないから

まず第一に言われることは、日本人の給料が上がらないということです。

日本人の給料は、1990年代から少しづつ減少傾向にあります。

なぜ給料が上がらないのかをはっきりと説明することは難しいのですが、その理由としては、

・企業の業績が上がっていても人件費以外に費用がかかるから
・他国に比べてIT化が進んでいないことにより生産性が低いままであるため、従業員の給料を増やせない
・年功序列制など、簡単に従業員の給料を上げることに抵抗がある風潮がある

などが挙げられるでしょう。

とにかく、このような理由のために日本人の給料が上がっていない状態が続いています。

そのため、給料でまかなえない分のお金を投資をすることによって増やすことが必要になるということです。

年金が減少傾向

年金制度に加入して毎月保険料を払い込むことで、65歳から(国民年金、厚生年金など)2か月に1回年金を受け取ることが出来ます。

そして、年金制度の仕組みというのは、労働者である若者が払い込んだ保険料分が、年金受給者である高齢者の年金に使われるというものです。

つまり、年金制度というのは若い世代が高齢の世代を支えるようになっているのです。

そして、現代の日本では、少子高齢化が進んでいます。

そのため、今の若者が年金を受給する時代に、その年金の元となる保険料を支払う次世代の労働者が少ない状態にあるということです。

つまり、今の労働者世代の若者が将来受け取れる年金の金額が少なくなっていること予想されるということです。

なので、受け取れる年金が少なくなる分、投資を行うことで老後資金を確保する必要があるのです。

インフレ対策

インフレというのは、簡単に説明するとお金の消費量が増えることで、物価が上がり、貨幣価値が下がり、株価や住宅ローンなどの金利が上がる現象のことです。

そのため、インフレに入ってしまうと物を買うのにより多くのお金が必要になっています。

しかし、インフレになった時点であらかじめ株などの資産に投資をしておけば、経済的に得をすることが出来ます。

なぜなら、株の価格(株価)はインフレ時に上昇するため、インフレになってから保有していた株を売却すれば大きな利益を出すことが出来るのです。

この他にも、インフレ対策としての投資・資産運用について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ！

【初心者】インフレに強い資産とは？インフレ対策におすすめの資産は？

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インフレ・デフレとは？どっちがいい？仕組みと影響をわかりやすく解説

日本人の平均寿命が長くなっている

近年になって、日本人の平均寿命はますます伸びてきています。

これは、衛生環境の改善や、医療技術の発展などの結果だと思われます。

これ自体はとても良いことなのですが、その反面で、寿命が長くなる分、より多くの老後資金が必要になるのです。

前述したとおり、労働者の賃金が上がらないことに加えて、受け取れる年金の金額も少なくなることが予想され、それに加えて必要な老後の生活資金も増えてしまうのです。

投資でFIREを目指すのは可能か

ここまでは、これからの日本で投資が必要だと言われる理由について解説してきました。

ところで、皆さんはFIREという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

FIREというのは、投資で得られる利益(いわゆる不労所得)を元手にして生活していく生き方のことです。

果たして、投資で生きていくことは出来るのか。

FIREについての初心者向けのわかりやすい記事が気になる方は、このサイトのカテゴリー「FIRE(不当所得で生きる)」から見つけられるので、そちらもぜひご覧ください！