サイドFIREをするときにおすすめのフリーランスの仕事は何?そもそもサイドFIREって?バリスタFIREとは何が違う?初心者向けにわかりやすく解説します!
FIREとは
FIREというのは、「早期リタイア」「経済的自立」を意味する言葉です。
具体的に説明すると、若いうちに働いて稼いで貯金したお金を元本として、株などの資産運用で得られる利益(配当金や売却益)をもとに生活していくという生き方のことです。
FIREをする場合は、定年を迎える前に仕事を退職します。
価値観の多様化が進む近年において、FIREという生き方はますます話題に上がることが多くなっています。
FIREの種類
何かと話題に上がるFIREですが、実はFIREには4つの種類があります。
恐らく、4つのFIREすべてを知っている方はそう多くないのではないでしょうか。
以下で、FIREの具体的な4つの種類を紹介していきます。
ファットFIRE
ファットFIREというのは、資産運用で得られる利益(配当金など)だけで十分生活が出来る状態のFIREです。
そのため、ファットFIREを実現すれば仕事をする必要がありません。
しかし、ファットFIREを実現するためには相当な金額の資産を形成する必要があり、主に土地を持った資産家や何かの事業で成功した事業家などが多いと考えられます。
ですが、そうでなくても十分な資産を構築できれば不可能ではありません。
一般的に語られる完全に退職するFIREには、このファットFIREが当たります。
リーンFIRE
リーンFIREとは、ファットFIREの場合と同じように、資産運用で得られる利益のみで生活が出来るFIREです。
ファットFIREとの大きな違いは、リーンFIREの場合は質素な暮らしをしなければならないという点です。
ファットFIREは、膨大な資産から得られる運用利益で贅沢な暮らしを実現できるレベルのFIREを指す一方で、リーンFIREは“資産運用で得られる利益だけで生活できる代わりに、節約を徹底する生活”を指します。
そのため、単純に必要な資産額だけに着目すると、リーンFIREはファットFIREよりも実現しやすいFIREであると考えられます。
コーストFIRE
コーストFIREとは、資産運用を行いながら通常通りに定年の年齢になるまで仕事もするというFIREです。
コーストFIREの場合、資産運用で十分な老後資金を作りつつ仕事を続けることになるため、精神的な余裕や安心感を持って仕事をすることが出来ます。
サイドFIRE(バリスタFIRE)
サイド(バリスタ)FIREというのは、資産運用をしつつ通常よりも短い時間だけ仕事をするというFIREです。
サイド(バリスタ)FIREの場合、短時間の仕事である程度安定した収入があるためファットFIREのように莫大な資産が必要なく、比較的目指しやすいFIREとなっています。
サイドFIREとバリスタFIREはほとんど同じなのですが、違いを挙げるとすれば、サイドFIREではフリーランス(個人事業主)として働く一方で、バリスタFIREの場合はアルバイト・パートをする、という点でしょうか。
フリーランス(個人事業主)として働く場合、主にクラウドソーシングサイトで仕事を受注したり、直接企業から案件をもらったりします。
サイドFIREをするのにおすすめ!フリーランスの仕事5選
それではここから、サイドFIREをする上でおすすめの仕事を紹介していきます。
データ入力
まず最初は、データ入力です。
データ入力の作業の例としては、アンケートや書類の内容をパソコンに入力していくというようなことが挙げられます。
また、データ入力には専門知識や資格がいらないのでほとんど誰でも始めることが出来ます。
ただし、ExcelやWordといった基礎的なソフトを使いこなせるようになっておく必要があるでしょう。
データ入力は、比較的簡単にこなすことが出来る反面、報酬が安かったり、単調で面白味に欠けるといったデメリットもあります。
ライティング
ライティングは、例えばある会社の商品を宣伝する記事や、あるテーマについての記事を書いたりする仕事です。
ライティングも、基本的に文章を書くことが出来れば誰でも出来る仕事です。
ですが、特定の分野に関する専門知識や資格を持っていなければ受けられる仕事が限定されてしまいます。
なぜなら、ライティングの仕事を受けている人の多くは専門的な知識を持っていないため、専門知識が不要な仕事への応募者が多く倍率が高くなり、そのような仕事を確実に受注することが難しくなるからです。加えて、そのような案件の報酬は低い傾向にあります。
そのため、ライティングをサイドFIREの仕事にしたい場合は、特定の分野に関する専門知識や資格を取得することをおすすめします。
ライティングの仕事について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
Webデザイン
Webデザインは、企業や個人が運営するWebサイト向けのデザインを制作するという仕事です。
一般的に、IllustratorやPhotoshopといったデザインソフトを使用します。
そのため、Webデザインの仕事を受けたい場合はこういった専用のソフトを使用できるようになっておく必要があります。
また、デザインに加えてWebサイトも構築する場合は、HTMLやCSSといったコーディングのスキルを習得しておく方が良いでしょう。
さらに、デザインソフトやデザインの資格を取っておけば、案件の発注者へのアピールとなり、より仕事を獲得しやすくなります。
動画編集
動画編集は、YouTubeやインスタグラム、TikTokなどの媒体に載せるための動画を編集する仕事です。
主に、素材となる映像を繋ぎ合わせたり、字幕やBGMを加えていく作業になります。
SNS運用代行
SNS運用代行というのは、企業や個人が運営するWebサイトやインスタグラム、TikTokなどのメディアを依頼主の代わりに運営するという仕事です。
具体的には、メディアに投稿するコンテンツの内容を考えて実際に作成したり、メディアに掲載するコンテンツの趣旨を考えたりします。
SNS運用では、いかにしてそのメディアに多くのユーザーを集客するかが重要になります。
そのため、SEOやマーケティングに関する知識やスキル・経験がなければこなすことが難しい仕事になります。
サイドFIREでフリーランスの仕事をするならクラウドソーシング
サイドFIREをするにあたりフリーランスの仕事をするのであれば、クラウドソーシングを利用することをおすすめします。
クラウドソーシングというのは、クライアント(仕事の発注者)がワーカー(仕事の受注者)に仕事を依頼する業務形態のことです。
主にクラウドソーシングサイト(仕事の発注・受注を行うためのサイト)で仕事の発注・受注を行います。
ワーカーとしてクラウドソーシングサイトを利用する場合、以下のように仕事を受注出来ます。
・クラウドソーシングサイトでクライアントから募集されている仕事に応募する
・あらかじめクラウドソーシングサイトにプロフィールを登録しておくことで、クライアントから直接個人的に仕事を受注する
クライアントとしてクラウドソーシングサイトを利用する場合は、誰かに受注したい仕事があるときに、クラウドソーシングサイトでその仕事を引き受けてくれるワーカーを募集します。
また、クラウドソーシングサイトを媒介せずに直接企業から仕事をもらうという方法もありますが、この場合だと、それまでにその仕事に関する分野における十分な実績・経歴を残しているという場合でなければ難しいと考えられます。
ですが、クラウドソーシングでは、経歴や経験がなくても受注できる仕事も数多くあるため、初心者にとって始めやすいものになっています。
なので、サイドFIREでフリーランスの仕事をするのであれば、まずはクラウドソーシングサイトを利用することをおすすめします。
コメント
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