【初心者】インデックス投資と投資信託の違いは?おすすめはどっち?

投資信託

インデックス投資と投資信託の違いは?おすすめはどっち?

初心者向けにわかりやすく解説します!

投資信託とは

まずは、投資信託について解説していきます。

投資信託とは、簡単に言えば多数の投資家からお金を集めて、それを専門の会社(投資信託委託会社)が投資に回して、得られた収益をそれぞれの投資家に配るという仕組みです。

このとき、投資家(あなた)は自分が投資したい銘柄(株や債券)を選び、それを実際に売買したりするのを専門の会社に任せる、という形です。

投資信託は商品という形で売られており、商品ごとに異なる銘柄で構成されています。

自分の目標に合った銘柄で構成された投資信託を選ぶことが出来ます

専門の会社というのは、具体的には、投資信託を販売する会社(販売会社=銀行など)や、お金を運用を指示する会社(投資信託委託会社)、実際に集めたお金で株や債券を買ったりする会社(投資信託会社)があります。

つまり、一般の投資との大きな違いは、自分で投資の売買などを行うのではなく、運用をすべて専門機関に任せるということなのです。

また、投資信託では一つの商品を買うことで様々な銘柄を少額づつ買うことが出来ます。

そのため、価格の下落リスクを分散することが出来るのです。

インデックス投資とは

続いて、インデックス投資について解説します。

インデックス投資とは、投資信託運用方法の1つであり、株価指数を構成する銘柄をそのまま投資信託の銘柄として組み入れることによって、分散投資を行うという運用方法です。

株価指数とは、特殊な計算方法で算出されたたくさんの株価の平均値です。

主に、例えば、日経平均株価という株価指数は、東京証券取引所に上場する銘柄のうちの225銘柄を選出して、それらを平均することで算出されます。

その株価指数で計算に用いられるたくさんの株を少額づつ投資信託で買うことにより、価格が下落するリスクを分散することが出来るのです。

株価指数に用いられる銘柄には高配当な銘柄や、安定した大企業の銘柄など様々な銘柄があります。

そのため、株価指数と同じ組み合わせで投資信託を組むことで、平均的低リスクな運用を目指せるのです。

また、株価指数とまったく同じ組み合わせの銘柄で投資信託を買うため、その株価指数の動きと同じように価格が動くことが予想されます。

そのため、投資信託の価格の動きの指標として株価指数を用いることが出来るのです。

投資信託の仕組みなどについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

投資信託は「やめとけ」3つの理由!【初心者】デメリット・メリットを解説

投資信託とインデックス投資は基本的なシステムは一緒

これでお分かりいただけたように、インデックス投資は投資信託の運用方法の1つです。

つまり、投資信託とインデックス投資は基本的には同じ投資であるということです。

ここからは、通常の投資信託と、インデックス運用で行う投資信託のどちらの方がおすすめなのかということを紹介していきます。

【結論】インデックス投資がおすすめ!その理由は?

結論としては、通常の投資信託よりもインデックス投資(インデックス投資の投資信託)の方がおすすめされます。

その理由を紹介していきます。

リスクが小さい

インデックス投資では、株価指数を構成する大量の銘柄と同じ組み合わせで投資信託を組むことになります。

そのため、インデックス投資では各銘柄を少額づつ買うことになります。

こうすることにより、たとえ一部の銘柄の株価が下落したとしても、投資信託全体としてはそこまで大きな価格の下落になりません

そのため、価格が一気に下落するリスクが小さいのです。

ただし、反対に一部の銘柄の株価が上昇したとしても投資信託全体としてはあまり大きな価格の上昇には繋がらないため、利益を一気に生み出すことは難しくなってしまいます。

手数料が安い

投資信託では、基本的に様々な手数料を支払う必要があります。

具体的には、投資信託を購入した際に支払う購入時手数料、投資信託が運用されている間に収益から引かれる信託報酬、投資信託を売却した際に生じる信託財産留保額があります。

投資信託自体、個別で株式などを買う場合と比べて大きな利益を出すことは難しいため(様々な銘柄を少額づつ買うから)、意外にも手数料が大きな負担となってしまいます。

インデックス運用の投資信託の場合は、比較的手数料が低いです。

投資信託には、インデックス運用の他にアクティブ運用という運用方法があります。

アクティブ運用とは、株価指数の動きよりもさらに高い運用成果を目指すものです。

具体的には、アクティブ運用では、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが独自に価格が上昇しそうな銘柄を選定することで、より大きい利益を目指します。

このアクティブ運用では手数料が高くなってしまうのですが、インデックス運用では手数料は安いです。

そのため、インデックス投資は投資信託の中でもおすすめされます。

価格の変動が分かりやすい

インデックス投資では、株価指数を構成する銘柄と同じ組み合わせで投資信託を組みます。

その結果、投資信託全体の価格の動きが、その株価指数と同じ動きをするのです。

そのため、株価指数を参考にすることで、投資信託の価格が今後どのように動いていくのかをある程度予想することが出来ます。

インデックス投資は、他の投資と比べて価格の変動が分かりやすいのです。

初心者向けである

インデックス投資は、投資の初心者にとって手を出しやすいです。

なぜなら、さきほども説明した通り、インデックス投資では株価指数を構成する銘柄と同じ組み合わせで投資信託を組みます。

大量の銘柄を少額づつ買うことになるため、リスクを分散することに加えて、株価指数のような平均的な動きを目指すことが出来ます。

また、株価指数を見ることで、今後の投資信託の価格の変動を予想することが出来ます。

そのため、インデックス投資は初心者にとって低リスクで分かりやすい投資となっています。

米国株インデックスだとさらに大きな利益が期待できる

いかがでしたでしょうか。

今回は、主にインデックス投資がおすすめされる理由について解説しました。

ここで、米国株インデックスについて紹介しておきます。

米国株インデックスとは、米国株で構成された株価指数と同じ銘柄の組み合わせのインデックス投資です。

米国株は、日本株と比べて配当が高く株価の成長率も高いため、より大きな利益が期待できます。

そのため、米国株インデックスでは低リスク&高リターンな投資が目指せるのです。

米国株インデックスについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

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