インデックス投資でサイドFIREは出来る？注意すべき点は？
初心者向けにわかりやすく解説します！
サイドFIREとは
まずは、そもそもFIREとは何かについて説明します。
まずは、FIREについて紹介します。
FIREというのは、「早期リタイア」「経済的自立」を意味する言葉です。
具体的に説明すると、若いうちに働いて稼いで貯金したお金を元本として、株などの資産運用で得られる利益(配当金や売却益)をもとに生活していくという生き方のことです。
ですが、FIREにも様々な種類があり一概に説明することは出来ないので、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ！
サイドFIREというのは、FIREのように仕事をやめて資産運用の利益のみで生活していくのではなく、資産運用をする代わりに仕事量を減らしたり仕事のスタイルを変えたりするFIREです。
そのため、通常のFIREよりもハードルが低いです。
インデックス投資とは
続いて、インデックス投資です。
インデックス投資とは、インデックス運用という運用方法で運用される投資信託のことです。
インデックス運用とは、株価指数と連動した運用成果を目指す運用方法です。
株価指数とは、簡単にまとめると、特定の株価を特殊な方法で平均した数値です。
例えば、日経平均株価という株価指数は、東京証券取引所に上場する株式銘柄の中から225銘柄を選定し、それらを株価の特殊な変動を考慮して平均された数値となります。
インデックス投資では、この株価指数の計算に用いられる銘柄と同じ組み合わせで投資信託を組みます。
こうすることにより、様々な銘柄を少額づつ買うことになるため、リスクが低く、また投資信託の価格の変動が株価指数の動きと連動するため、価格の変動を予想しやすくなります。
インデックス投資について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ！
インデックス投資でサイドFIREをする
具体的に、インデックス投資をしながらサイドFIREをする上での注意点について解説していきます。
インデックス投資はリスクが低いが…
先ほども説明した通り、インデックス投資は低リスクな投資信託となっています。
そのため、サイドFIREに向けて資産運用を行っていく上では、比較的安心できると思います。
しかしながら、インデックス投資では短期的に大きな利益を出すことが難しいです。
個別で株を買う場合、いくつかの銘柄を比較的大きな金額分買うことになります。
このとき、仮にその内のある銘柄の株価が上昇すれば配当金が一気に増えて、またその銘柄を売却すれば大きな売却益を生むことが出来ます。
一方、インデックス投資では証券取引所に上場している株を少額づつ大量に購入します。
そのため、例え一部の銘柄の株価が上昇したとしても、投資信託全体で見ればほんの一部であるため、上昇幅が小さくなるのです。
以上から、インデックス投資では他の投資方法に比べて利益を出しにくいのです。
インデックス投資を行うのであれば、長期的な運用を続ける必要があります。
あくまで仕事量を減らすことが主な目的
上気した通り、インデックス投資では他の投資方法と比べて利益を出しにくいです。
しかし、だからといってダメだと断定することは出来ません。
なぜなら、サイドFIREはあくまで“仕事量を減らす” “生活スタイルを変える”ことが目的だからです。
資産運用のみで生活していくFIREを目指すのであれば、効率的に資産を増やしていくことが最重要になります。
しかし、サイドFIREであれば、多くの場合仕事を続けることになるため、資産の増え方に応じて仕事量を調整することが可能です。
多額の元本が必要
サイドFIREでは、多くの場合仕事を続けることになるため、FIREに比べるハードルは低くなります。
しかし、大前提としてインデックス投資で利益を出すためにはかなりの元本が必要になります。
特に、そもそも日本株の配当金や債券の利息の利率はかなり低いです。
また、先ほども説明した通り、インデックス投資では大量の銘柄を購入するため価格が上昇しづらく、大きな売却益を出すことも難しいのです。
そのため、インデックス投資で資産を増やしていくためには多額の投資元本が必要となります。
投資元本は、サイドFIREをするまでに貯金をするか、その貯金を投資に回しながら資産を増やしていくことで準備する必要があります。
節約も大切
ここまで、色々とインデックス投資に関することについて解説してきました。
しかし、根本的に大切なことは節約です。
例えば、自分に不要な保険を解約することで払込保険料分を節約したり、自炊を徹底することで日々の食費を抑えることがあります。
投資にはリスクが伴いますが、生活費を抑えることはリスクを冒さず手軽に行うことが出来ます。
少額な節約であったとしても、何十年にも及ぶサイドFIREにおいては大きなプラスとなります。
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