サイドFIREは失敗する?原因と解決策は何がある?
初心者向けにわかりやすく解説します!
FIREとは
FIREというのは、「早期リタイア」「経済的自立」を意味する言葉です。
具体的に説明すると、若いうちに働いて稼いで貯金したお金を元本として、株などの資産運用で得られる利益(配当金や売却益)をもとに生活していくという生き方のことです。
サイドFIREとは
サイド(バリスタ)FIREというのは、資産運用をしつつ通常よりも短い時間だけ仕事をするというFIREです。
サイド(バリスタ)FIREの場合、ファットFIREほどの莫大な資産は必要なく、短時間の仕事である程度安定した収入があるため、目指しやすいFIREとなっています。
フリーランス(個人事業主)として働く場合、主にクラウドソーシングサイトで仕事を受注したり、直接企業から案件をもらったりします。
FIREの種類について知りたい方はこちらからどうぞ!
サイドFIREが失敗する原因
それでは、サイドFIREが失敗する原因を紹介していきます。
支出が多い
まず一つ目に、支出が多いことが挙げられます。
サイドFIREでは、通常のFIREよりも比較的少ない資産を運用します。
そのため、資産運用から得られる利益はそこまで多くはありません。
サイドFIREをするのであれば、無駄な出費を抑えることが必要となります。
十分な利益が出せていない
資産運用で十分な利益が出せていないと、サイドFIREは失敗しやすいです。
サイドFIREでは、資産運用の利益と副業の収入が生活費となります。
資産運用で想定通りに利益が出せないと、生活に直接影響が出てしまいます。
特に、投資に回す資産とは別に万が一のための貯金をしていなければ、突然生活が出来なくなってしまいます。
副業で稼げていない
資産運用と同じように、副業も生活における大きな収入源です。
しっかりとした副業からの収入がなければ、生活費に充てられるお金は少なくなります。
サイドFIREを成功させる方法
ここから、サイドFIREを失敗させないようにする方法を紹介していきます。
固定費を見直す
まずは、固定費を見直すことです。
上記した通り、サイドFIREでは支出を多くすることが出来ません。
そこで支出を抑えるためには、固定費を見直すことが重要になります。
固定費とは、家賃や保険料など、金額が一定の支出のことです。
固定費は、毎月の支出の大きな割合を占めます。
例えば、家賃が仮に月7万円で月の収入が20万円であるとすると、家賃は収入の約3.5割です。
そのため、少し小さい家に引っ越したり、不要な保険を解約することで固定費を削減することが出来ます。
固定費は毎月支払うため、固定費を抑えることはかなりの節約になります。
4%ルールに基づいて資産運用をする
サイドFIREにおける資産運用では、4%ルールが重要になります。
4%ルールというのは、一言で表すと、資産運用額の4%以内の金額で一年間を生活することで、運用する資産額を減らすことなく生活していける、というものです。
アメリカの一般的な株(米国株)の価格(株価)の上昇率がおよそ7%であり、物価上昇率が3%ほどであることから、仮に資産のすべてを米国株で運用していた場合、年間で資産が運用額の4%(7%ー3%=4%)分増えるという風に計算されます。
そのため、この年間で得られる米国株からの収益(=資産運用額の4%分の金額)だけで1年間を生活することで、元手の資産を減らすことなく生活していくことが出来るのです。
米国株は、日本株や他国株に比べて株価の成長率が高いです。
そのため、資産額の4%分の金額で一年間を生活するとしても、副業の収入と合わせたら実現は可能だと思われます。
4%ルールについてもっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
【FIRE】4%ルールには米国株インデックス!おすすめな理由は?
サイドFIREはあくまで仕事の量を減らすこと
サイドFIREにおいて意識するべきことは、サイドFIREはあくまで”仕事の量を減らすこと”です。
そのため、支出の程度に合わせてある程度副業をすることはサイドFIREにおいて必須となります。
サイドFIREで副業をする場合、バイト・パートの他に、フリーランスとして収入を得ることが出来ます。
サイドFIREでのフリーランスについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
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