月5万円の配当金を得るにはいくら投資する必要があるのか?【配当金生活】

FIRE(不労所得で生きる)

月5万円の配当金を得るためにはいくら投資する必要があるのか?月5万円の配当金を得る上でのポイントやおすすめの資産をわかりやすく解説します!

月5万円の配当金を得るために必要な資金は?

月5万円の配当金を得るためにはいくら投資に回す必要があるのでしょうか。

利回りごとに必要な投資額をまとめた表が以下になります。

利回り必要な投資額
2%約3,000万円
3%約2,000万円
4%約1,500万円
5%約1,200万円
6%約1,000万円
7%約857万円

ただし、投資で得た利益には20.315%の税金が課されるため、実際は上記よりも大きな金額が必要になる可能性があります(新NISAを利用すれば1,800万円までの投資が非課税になります)。

利回りは3%~5%が現実的だと思われるため、その場合大体1,200万円~2,000万円ほどの投資資金が必要となるでしょう。

月5万円の配当金を得るためのポイント

リスク分散をする

月5万円の配当金を継続して得るためにはリスク分散が重要になります。

リスク分散とは、様々な種類・銘柄の資産に投資をすることで、資産の価格が急激に下がるリスクを低くすることです。

例えば、

・1つの銘柄だけではなく、様々な銘柄の株式を買う
・株式だけでなく、債券や不動産などにも投資をする

ことが挙げられます。

こうすることで、たとえある1つの資産の価格が大幅に下落したとしても資産全体の価値の下落を抑えることが出来ます。

新NISAを活用する

NISAは、2014年から開始された「少額投資非課税制度」で、NISAを活用することで投資から得られる配当金・分配金や売却益が非課税となります。

新NISAとは、2024年から開始したNISAの新しい形態で、主な変更点としては
・非課税保有期間が無制限となる
・非課税保有限度額が上昇する
等が挙げられます。

新NISAはつみたて投資枠成長投資枠に分かれており、それぞれの枠で異なる投資方法が実施できます。

注意点としては、米国株に投資する場合は国内とは別に米国内で10%が課税されるのですが、米国内で課税される分は新NISAで非課税にはならないです。

新NISAで同時に保有できる金額は1,800万円なので、投資額の大部分を非課税にすることが可能になります。

月5万円の配当金を得るのにおすすめの資産

月5万円の配当金を得る上でおすすめの資産を紹介します。

投資信託

投資信託とは、多数の投資家から集めた資金を、投資を専門とする会社が株式や債券などの資産に投資を行うことで利益を上げる金融商品です。

投資信託の運用で得られた利益は、資金を提供してくれた投資家たちに分配されます。

投資信託のメリットは、少額での投資ができることや、簡単に分散投資ができることが挙げられます。

ETF

ETFというのは、上場株式のみを対象とした投資信託のことです。

ETFの特徴としては、通常投資信託を買うときに支払う必要がある購入時手数料や、投資信託を売るときに支払う必要がある信託財産留保額がないことが挙げられます。

ETFの場合、分配金は再投資されずに投資家に支払われます。

ETFについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

J-REIT(不動産投資信託)

J-REITとは、多数の投資家から集めたお金を不動産などの投資に回し、そこで得られた賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。

仕組みは、株式や債券などを取り扱う通常の投資信託と同じです。

J-REITもまた、ETFと同じように購入時手数料信託財産留保額はかかりません。

J-REITは少額から投資をすることが出来るためおすすめです。

月5万円の配当金を得る上での注意点

確定申告を行う

会社員などで給与所得を受けている場合、投資で得た利益が年間20万円を超える場合などには確定申告が必要になります。

月5万円の配当金を得る場合、年間で60万円の利益となるため確定申告をする必要があります。

確定申告の期間は2月16日から3月15日です。この間に、確定申告書を管轄の税務署長へ提出して納税をします。

申告書の提出や納税はインターネットで行うことが出来ます。

投資信託の分配金は受取にする必要がある

分配型の投資信託では、配当金の代わりに分配金を受け取ることが出来ます。

分配型の投資信託に投資をする場合、分配金を再投資するか受取にするか選択することが出来ます。

受取を選択すると分配金はそのまま投資家に支払われますが、再投資を選択すると分配金は投資家には支払われずに再投資されます。

得られた分配金を日頃から使うのであれば、投資信託の分配金を受取にする必要があります。

月5万円の配当金を得るのが難しい理由

資金を貯めるのが大変

月5万円の配当金を得ることが難しい理由の1つに、資金集めが大変であることが挙げられます。

上記した通り、実際に投資をする上で現実的な利回りが3%~5%ほどだと思われ、そのためには税金のことを考慮しないとしても約1,200万円~2,000万円ほどの投資資金が必要となります。

投資を始める以前に、まずはこの投資資金を貯めることが最初の鬼門となるでしょう。

効率良く投資資金を集めるためには、資金を貯める段階から投資を始めて資産を作り上げていくことや、副業・節約といったことも選択肢になるでしょう。

価格変動リスク

いくらリスク分散をしたからといって、資産価格が変動するリスクを避けることは出来ません。

資産価格の変動に応じて投資信託のETFの分配金の金額は上下するため、そのことも理解しておく必要があります。

【結論】配当金月5万円の生活は難しいが実現可能か

結論としては、配当金を月5万円得ることは難しいものの実現自体は可能であると思われます。

しかしながら投資にはリスクが付き物であるため、投資に回すお金とは別に現金での貯金をしておくなど、リスクにはしっかりと対応しておくきましょう。

コメント

  1. smorter giremal より:

    Hi there, I found your web site by the use of Google while searching for a similar subject, your website got here up, it seems good. I’ve bookmarked it in my google bookmarks.

  2. The Genius Wave より:

    Great post. I was checking constantly this blog and I am impressed! Extremely helpful info specially the last part 🙂 I care for such information much. I was seeking this certain information for a long time. Thank you and good luck.

タイトルとURLをコピーしました