COZUCHIは元本割れする？運用実績や対策を初心者向けに解説

COZUCHIは元本割れするのか？COZUCHIの運用実績や元本割れの対策を初心者向けにわかりやすく解説します！

COZUCHIとは

COZUCHIは、インターネットで簡単に少額から不動産投資ができる、不動産投資クラウドファンティングサービスです。

通常、不動産投資を行うためには不動産を購入する必要がありますが、COZUCHIの場合は、たくさんの投資家が少額づつお金を出して、集まったお金を使って運営会社が不動産投資を行います。

そして、そこから得られた家賃収入や不動産の売却利益が投資家に分配される形となります。

そのため、COZUCHIを利用することで通常の不動産投資に比べて簡単に不動産投資を行うことが出来ます。

COZUCHIについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ！

結論としては、COZUCHIが元本割れづるリスクはゼロではありません。

確かに、COZUCHIの運用実績はかなり良好で、COZUCHIが発行した2024年3月31日基準日の四半期レポート(【第7号】四半期レポート (2024年3月度))によると、ファンドの平均利回りは17.0%となっており、これは想定利回りの7.7%を9.3%上回る結果となっています

このことから、COZUCHIが元本割れすることはなさそうだと感じるかもしれませんが、COZUCHIに元本保証はないため、運用実績は悪くなれば当然元本割れする可能性もあります。

そのため、COZUCHIを利用する場合は元本割れのリスクについても注意しておく必要があります。

上記したとおり、現在の運用実績を考慮すると現実的ではないものの、COZUCHIが元本割れするリスクはあると解説しました。

ここからは、元本割れのリスクへの対策を紹介していきます。

リスク分散とは、1つの資産だけに投資をするのではなく、様々な銘柄や業種、国の資産に分けて投資をすることを指します。

投資資金のすべてを1つの銘柄に投資した場合、もしその銘柄の価格が大幅に下落してしまうと大きな損失となってしまいます。

しかし、分散投資をすることでたとえ1つの銘柄の価格が急落しても、投資全体での損失を少なく抑えることが出来るのです。

そのため、投資をする上でリスク分散を心がけることは非常に重要なこととなります。

COZUCHIの場合、1つのファンドではなく様々なファンドに少額づつ投資をすることで、リスク分散を行うことが出来ます。

COZUCHIでは、ファンドの運用を自分で行う必要はなくプロに任せることが出来ます。

そのため、あまりファンドについての知識がない場合でもお金さえ出せば投資を行うことが出来ます。

しかし、投資に失敗しないためには「本当にそのファンドに投資するべきなのか」「そのファンドに投資する上で注意するべきポイントは何か」をしっかりと確認しておくべきでしょう。

COZUCHIの短期運用型の投資は優先劣後構造となっています。

優先劣後構造では、ファンドへの投資部分が優先出資部分と劣後出資部分に分かれており、優先出資部分には投資家が、劣後出資部分には事業者がそれぞれ投資することになります。

このとき、もしファンドの対象となる不動産の価格が下落したとしても、優先出資部分は劣後出資部分が完全に毀損するまで影響を受けません。

例えば、優先出資部分が80％で劣後出資部分が20％であるファンドの対象不動産の評価額が1億円から9,000万円まで下落するとします。

この場合、劣後出資部分の2,000万円が1,000万円まで下落するだけで、優先出資部分の8,000万円には影響が出ないのです。

ただし、対象不動産の価格下落が劣後出資部分である2,000万円を上回る金額である場合、2,000万円を上回った分だけ優先出資部分の価格が下落することになります。

このように、劣後出資部分が大きいほど、対象不動産の価格変動の影響を受けにくくなります。

COZUCHIでは、様々なファンドに投資をすることで分散投資をすることが出来ます。

ですが、COZUCHIのファンドだけでなくその他の資産に投資をすることでも分散投資を行うことが出来ます。

以下で、COZUCHIと一緒に投資する上でおすすめの金融商品を紹介します。

投資信託とは、自分自身で株式や債券を購入せずに投資の専門家である運用会社に投資資金を渡すことで、その会社が自分の代わりに様々な銘柄の資産に投資をしてくれるという金融商品です。

投資信託では、運用会社が多数の投資家から資金を回収し、運用で得られた利益を投資家に分配します。

投資信託では様々な資産に少額づつ投資をするため、投資信託に投資をするだけでリスク分散効果が期待できます。

ただし、投資信託の価格はその投資信託の構成銘柄である株式や債券の価格変動に応じて変動するため、損失を出してしまう可能性があることには注意が必要です。

ETFというのは、上場株式のみを対象とした投資信託のことです。

ETFの特徴としては、通常投資信託を買うときに支払う必要がある購入時手数料や、投資信託を売るときに支払う必要がある信託財産留保額がないことが挙げられます。

またETFの場合、分配金は再投資されずに投資家に支払われます。

ETFについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ！