【徹底比較】DGRWを4つのETFと項目別で比較します!

dgrw 投資信託

DGRWを他の4つのETFと様々な項目ごとに比較します!

DGRWとは

DGRWは、ウィズダムツリーが運用するETFで、正式名称をウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンドといいます。

このETFは、ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長インデックスという指数に連動し、成長度合いと銘柄の品質を基準に優れていると判断された約300銘柄で構成されます。

ETFについて詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ!

DGRWの基本データ

まず、2024年10月16日時点でのDGRWの基本的なデータを紹介します(Bloomberg参照)。

正式名称ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンド
運用会社ウィズダムツリー
価格80.14米ドル
分配金利回り2.07%
経費率0.28%
構成銘柄数300

DGRWと4つのETFを比較

次に、DGRWをVIG、SCHD、SDY、DGROの4つのETFと比較していきます。

なお、以下で使用する情報は2024年10月16日時点でのBloombergのデータを参照しています。

VIG

DGRWVIG
正式名称ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンドバンガード・米国増配株式ETF
運用会社ウィズダムツリーバンガード
価格84.10米ドル200.12米ドル
分配金利回り2.07%1.67%
経費率0.28%0.06%
構成銘柄数300※338

※「VIG Vanguard Dividend Appreciation ETF」を参照。

VIGは、10年以上連続で増配している米国株で構成されている株価指数に連動するETFです。

分配金利回りはDGRWの方が高くなっていますが、経費率はVIGの方が低くなっています。

また、DGRWの方が価格が低くなっているため少額投資に向いていると思われます。

SCHD

DGRWSCHD
正式名称ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンドシュワブ米国配当株式ETF
運用会社ウィズダムツリーシュワブ
価格84.10米ドル28.57米ドル
分配金利回り2.07%3.52%
経費率0.28%0.06%
構成銘柄数300※103

※「Schwab U.S. Dividend Equity ETF」を参照。

SCHDは、ダウジョーンズ配当100インデックスという指数に連動します。

ご覧の通り、SCHDは分配金利回りとコスト面の両方でDGRWよりも優れていることがわかります。また、SCHDは価格が非常に低くなっています。

ただし、構成銘柄数ではDGRWの方が上回っているため、リスク分散効果においてはDGRWの方が良いと考えられます。

SDY

DGRWSDY
正式名称ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンドSPDR S&P500 米国高配当株式ETF
運用会社ウィズダムツリーステイト・ストリート
価格84.10米ドル142.67米ドル
分配金利回り2.07%2.20%
経費率0.28%0.35%
構成銘柄数300※133

SDYは、S&P高配当貴族指数という指数に連動するETFです。この指数は、S&Pコンポジット1500指数の構成銘柄のうち、過去20年以上連続で増配が続いている銘柄で構成されます。

SDYは、DGRWよりも分配金利回りは高くなっていますが、コスト面ではDGRWの方が優れています。

また、SDYの方が構成銘柄数が少ないため、リスク分散面で多少の懸念があります。

※「SPDR® S&P® 米国高配当株式 ETF」を参照。

DGRO

DGRWDGRO
正式名称ウィズダムツリー・米国株クオリティ配当成長ファンドiシェアーズ・コア配当成長ETF
運用会社ウィズダムツリーブラックロック
価格84.10米ドル63.4200米ドル
分配金利回り2.07%2.54%
経費率0.28%0.08%
構成銘柄数300※413

※「iShares Core Dividend Growth ETF」を参照。

最後は、DGROです。DGROは、増配を続ける米国株で構成されるモーニングスター米国配当グロース指数に連動します。

見てわかる通り、DGROは分配金利回り・コスト・構成銘柄数の面においてDGRWよりも優れていることがわかります。

【結論】どれに投資をするのがいいのか?

ここまで、DGRWを4つのETFと比較してきました。

では、結局どのETFに投資をするのがいいのでしょうか。以下にまとめてみました。

・高いインカムゲインを求める投資家・・・SCHD
・コストパフォーマンスを上げたい投資家・・・VIG、SCHD
・より多くの銘柄に投資をしたい投資家・・・DGRO
・少額投資をしたい投資家・・・SCHD

このように見てみると、多くの面においてSCHDが優れていることがわかります。

これらのどれかへの投資を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください!

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