投資信託と株投資。
「どっちも聞いたことはあるけど、結局どっちの方が良いの?」
この記事では、投資信託と株のメリット・デメリットを徹底比較して、結局はどちらが良いのかについて解説していきます!
投資信託や株について詳しく知りたい方は、まずはこちらを読んでみてください!
【株ってなに?】株式投資のメリット・デメリットを初心者向けに丁寧に解説
投資信託は「やめとけ」3つの理由!【初心者】デメリット・メリットを解説
一目で徹底比較!
まずは、表でおおまかに比較してみます。
株投資 | 投資信託 | |
リターン | 大きい | 小さい |
リスク | 大きい | 小さい |
初期費用 | 高め | 小さい |
元本保証 | なし | なし |
景気の影響 | 受けやすい | 受けやすい |
難しさ | 難しい | 簡単 |
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
リターン
まずは、最も重要なリターンの大きさです。
結論から言うと、株の方がリターンが大きいです。
なぜなら、投資信託では分散投資という方法を使うからです。
分散投資というのは、様々な銘柄(種類)の株や債券に、少額づつ投資をすることで、たとえその内のどれかで投資が失敗しても、損失を最小限に抑えようとする方法です。
これは逆に言えば、もしある銘柄の株への投資がうまくいったとしても、その銘柄に投資した金額が少額であるため、それから得られるリターンも小さくなるのです。
一方で、株投資では一気に比較的大きな金額を投資できるため、その分リターンが大きくなるのです。
リスク
続いてはリスクです。
投資信託の方がリスクは小さいです。
理由は、さきほど言ったように、投資信託では分散投資を行うため、リスクが小さくなります。
一方で株投資では、一般的に一つの銘柄に大きな金額を投資するため、リスクが大きくなります。
初期費用
初期費用は、株投資の方が大きいです。
なぜなら、株投資には最低売買単位(単元株)があるからです。そして、一般的に株の最低売買単位は100株です。
これはつまり、株を買ったり売ったりするときは、100株ごとに行う必要があるということです。
株を買うときは、最低でも100株、その次は200株、さらに買いたいときは300株・・・という感じです。
そのため、どうしても費用はかかってしまうのです。
中には一株の価格がとても低いものもありますが、どうしても種類は限られてしまいます。
(しかし、単元未満株という株を買えば、100株未満でも購入することが可能です。)
単元未満株について詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ!
その点、投資信託には最低売買単位はないため、1000円など少額から始めることが出来ます。
元本保証
元本保証とは、投資をするとき、株などを買ったお金が減らないことが約束されていることです。
つまり、どれだけ投資に失敗して損失を出しても、最初に投資に充てた金額は返還されるのです。
そして、この元本保証は株と投資信託のどちらにもありません。
景気の影響
景気は、株と投資信託のどちらにも影響します。
なぜなら、どちらにおいても景気(インフレ・デフレ)によって価格が変動する有価証券(株などのこと)に投資をするからです。
インフレ・デフレについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!2分ほどで読み終われます!
インフレ・デフレとは?どっちがいい?仕組みと影響をわかりやすく解説
ただし、投資信託では一度に様々な銘柄に投資できるため、性質が異なる銘柄を投資しておけば、リスクは減らせることもあります。
難しさ
難易度は、投資信託の方がだいぶ簡単です。
なぜなら、投資信託では、自分で資産を運用せず、すべて専門機関(投資信託委託会社など)に任せるからです。
私たちがやらなければいけないことは、どの銘柄にいくら投資をするかということだけで、それらをいつどのタイミングで売ったりするのかなどは、プロに任せるのです。
一方、普通の株投資では運用をすべて自分で行わなければならないため、大きな利益を生むことは初心者には難しいです。
まとめ
結論として、
投資経験があり、投資のノウハウを知っている人→株
投資経験がなく、うまく出来る自信がない人→投資信託
が良いのではないでしょうか。
投資信託と株のどちらが良いのかは、投資をする人の経験値で判断するのが良さそうです。
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